パート・アルバイトはカードが作れない!?

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パート・アルバイトはクレジットカードが作れない!?

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よくご相談いただく内容として、パート・アルバイト(フリーター含む)の人はクレジットカードが作れないのか!?ということがあります。結論から言えば、決して作れないわけではありませんが、たしかにカード作成には苦労することがあることも事実です。かくいう私も、昔はたいそう苦労しました(^^;)

このページでは、パート・アルバイト等をされている方に、手助けとなる情報を書きたいと思います。なお、パート・アルバイトと銘打ってありますが、派遣社員や契約社員の方など、非正規社員の方全般にあてはまる内容となっています。対象となる方は、ご一読されると、より審査を有利にできるはずです。

なぜ、パート・アルバイトが不利なのか

そもそも、なぜ、パート・アルバイトが審査に不利になるのか、基本を紹介します。1つの理由と言うよりも、以下の全体の理由が絡み合い、パート・アルバイトの方々はクレジットカードの審査に通りにくくなっています。

社会的信用

世間では、パート・アルバイトなどの非正規社員は、どうしても正社員よりも社会的信用が下として見られてしまいます。クレジット会社から見ても例外では無く、正式な社員では無い=(正社員と比べて)安定的した雇用形態では無い=つまり、信用を与えづらいのです。

パート・アルバイトという雇用形態の場合、比較的短期での就業のケースが多いことは、ご覧の方にとっても疑いの余地が無いと思います。生涯の仕事として、長期間勤める可能性が少なく、入社しやすく退社もしやすい。そのため、流動的と捉えれやすいのです。

クレジットカード申込みの条件として、「安定継続収入がある方」という条件が一般的ですのが、この点で信用を得られずに、ひっかかってしまう場合もあります。

安定継続収入は勤続年数がバロメータですので、勤続年数が短いとかなり厳しいですが、ある程度長くなってくると、アルバイトでも信用してもらえる可能性が高まります。

年収(給与)が低い

パート・アルバイトの場合、時給単価で給料が決まる場合がほとんどです。また、正社員と異なり、毎日フルタイムで働く必要が無い雇用形態ですし、そもそもの時給単価も低く抑えられています。そのため基本的には、正社員と比較して収入が少ないケースが一般的です。その分も考慮をすると、どうしても正社員よりもスコアリングが下がるのです。

もちろん、歩合制などのパート・アルバイトの場合、「その辺の会社の正社員よりも自分は稼いでいる!」という人もいるかもしれません。しかし、アルバイト属性で高年収であっても、正社員の高年収と同等に見てもらうのは難しいでしょう。社会一般的に、という前提があるからです。むしろ、アルバイトで年収1000万円という属性であっても、逆にどんな仕事&お勤め先か、不審に思われる可能性すらあると思います。

すぐ辞めることができる

正社員を辞めるというのは、社会人にとっては人生設計にも影響しますし、非常に大事な決断となります。正社員になるのは簡単ではないこともありますし、社会保険などもほとんどの会社で入っているはずです。特に家族もいる場合は、生活もかかっていますから、自分だけの判断で辞められるようなことではありません。

対して、パート・アルバイトは、そこまで重く考えることは少ないでしょう。時給に対して忙しすぎるなど、割が悪くなったり、いやな上司がいたり、仕事がいやになった時など、辞めて他の仕事を見つけるのは、正社員に比べれば行いやすいです。

つまるところ、正社員に比べれば辞めやすいのです。特に、一人暮らしのパート・アルバイトの場合、クレジットカードを大量に使い、仕事を辞めて引っ越してしまえば、なかなか捕まえて支払ってもらうのが難しいのです。

延滞について

延滞の話が出たので補足ですが、特にアルバイトに関しては、若い方も多いです。若い方は、クレジットカードに限らず、延滞に対する重要性を低く考えている人も一定数いるため、延滞の割合もそれなりにあることと想定されます。

また、年収が低い場合、下手に使うと返せないケースに陥る割合も、一定数いると考えられます。これらも、正社員と比較しての、マイナスなポイントになる可能性があります。

クレジットに通るための重要事項

ここで、パート・アルバイトの方々がクレジットカードを作るにあたって、中心となるべき重要ポイントを挙げます。よろしければ参考になさってください。

収入

当サイトのアルバイトの方で可決された申込み履歴を見ると、下は年収100万円~120万円くらいで可決された方が意外と多くいらっしゃいます。100万円未満で可決された例も聞きますが、このあたりがボーダーラインとみておかれるといいと思います。

下回る方は、最低このくらいの額になるよう調整されてみてはいかがでしょうか。

なお、下限のボーダーラインはクレジット会社により異なります。残念ながら非公開なので外部からは分かりません。ですので、ちょっと余裕をもって200万以上あるとベターだと思います。

勤続年数

収入とならび、非常に重要な項目です。例え収入がある程度あっても、勤続1年未満だと安定継続収入と認められず、かなり厳しいです。個人的に考える目安としては、最低1年、できれば3年、年収が低めの方は、長ければ長いほどベターです。

勤続年数がある程度長いと(例えば5年~など)、パート・アルバイトでも苦労すること無くカードを取得できるケースもあります。

在籍確認が取れるか

ちゃんと在籍している、という証のために、在籍確認の電話がかかってきた際に対応できるかが重要です。本人が出られるのがベストですが、いろいろと事情もあるケースもありますし、100%本人が出ることは難しいですよね。

重要なのは、申込み時に記入した会社の電話に出る可能性がある方に、伝えておくことだと思います。

「カードを申し込んだので、在籍確認の電話が入るかもしれませんが、その時はよろしくお願いします」

もしくは、例えばアコムのように、プライバシーに配慮し、在籍確認を個人名でかけてくる会社の場合はクレジットの在籍確認だとは分からないので、

「私宛に電話があるかもしれないので、電話があったらつないでください」

のように伝えておくだけでも、何も言わないよりは全然ましでしょう。電話に出る可能性のある人と仲良くなっておくと、便宜を図ってもらえるように思います(体験談)。

クレジットヒストリー

パート・アルバイトの方は、1枚目のカードをお持ちでない方もいらっしゃると思います。その場合、(微々たるものではありますが)せめて携帯電話の割賦契約で延滞無く支払うなどして、クレジットヒストリーを積み重ねておくといいでしょう。

もしすでに持っていたら簡単で、そのカードを毎月適切に使うだけです。十分なクレジットヒストリーが築ければ、多少の勤続年数・年収等の不利もはねのけられるでしょう。

申込み対象を選ぶ

申込みの段に入ったら、好きに申し込みたい会社を申し込む……というのもありですが、どうしてもカードが欲しい方は、申込み対象のクレジット会社を要検討した方がいいです。なぜなら、クレジット会社により、審査は大きく異なるからです。

銀行系はできれば避ける

クレジットカードをまだ一枚もお持ちでない方、もしくは勤続年数が少ない方、収入が少ない方は、銀行系は避けておかれることをお勧めします。

これは、個人的体験談・知識から得た経験則であり、もちろん通ることもあるのですが、お勧めはあまりしないです。

その他の系統のカードがお勧め

銀行系以外の会社であれば、お好みでもかまいません。ですが、管理人のお勧めを!という方には、以下のカードをお勧めしています(両社とも、安定した収入があればパート・アルバイトもウェルカムな会社です)。各説明ページにて詳しく解説していますので、そちらを参考になさってください。

■No.1 アコム  ※年会費無料・最短即日発行可
当サイトのACマスターカード解説ページへ

■No.2 楽天カード  ※年会費無料
当サイトの楽天カード解説ページへ

それでは、パート・アルバイトの方の検討を祈ります!