なぜクレジットカードの審査に落ちるかの解説

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なぜ審査に落ちるの?

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まず大事な事は、なぜクレジットカードの審査に落ちてしまったのかを知る事です。というのも、その「なぜ」が分からないと対処の仕方もないからです。ここではまず、その基本中の基本を理解しましょう。

無担保で利用できるクレジットカード

通常のクレジットカードやショッピングローン等は、担保不要で借り入れや立替払いが可能です。料金を回収できない=貸し倒れのリスクもあるのに、担保が不要というのはどういう事なのでしょうか?

それは、あなたの信用を担保に見立てているのです。

入会審査は、信用を与えられるかを調査する

クレジットカード会社は、新規に申し込みがあると、その人にどれだけの信用(利用枠)を与えられるかを調査します。これが、入会審査と呼ばれるものです。そしてその審査に通ると、やっとそこで入会が可決されます。

このサイトのテーマでもある、審査に落ちるという事は、極端な言い方をすれば、その会社から信用を得られなかったという事。つまり、「きちんと支払ってくれるかを検討したけれど、返してくれない(貸し倒れ)リスクも大きそうだから今回は発行を見合わせよう」という事です。

さらに別の言い方をすると、「会社の利益にならない(損実になる)可能性があるから今回は見合わせよう」といった具合です。

当然ですがクレジットカード会社の存在目的は、利益の追求です。利益が出そうだと判断したら発行しますし、損失が出る可能性が高いと判断した時には発行しません。クレジット会社に限った話では無く、営利を追求するのが企業ですから、当然と言えば当然とも言える判断だと言えるでしょう。

どういう基準で信用できるか(不良客にならないか)を判断するか

上記をご覧になって、どうやって信用できるかできないか(利益が出るかでないか)の判断をするのか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。それは、各会社によって多少の違いはありますが、基本はどこのクレジットカード会社も同じです。それでは順番に見てみましょう。

スコアリング(その人の属性を点数付けする)

スコアリングやら属性やら、いきなり小難しい言葉が出てきましたが、まずは属性からご説明します。

「属性」という用語をとても簡単に説明すると、その人自身の社会的地位というのがわかりやすいでしょうか。例えばあなたという人間が「代表取締役」「年収3000万」「勤続20年」でしたら、属性が高いといえますし、逆に「フリーター」「年収50万」「勤続半年」でしたら、属性が低いと一般的に判断されるでしょう。

次に、スコアリングですが、これは点数付けを意味します。先ほどご紹介した属性のうち、審査に関わる項目をプログラムによる点数付け(スコアリング)をして、合計点を算出します。例えば居住年数が1年未満ならX点で、10年以上がX点といったように、クレジットの審査的に良い方が、得点が高くなります。

そして、その点数が高いか低いかが、審査に大きな影響を与えます。(スコアリングについては属性のスコアリングをご覧ください)

ちなみに、このスコアリングの内容は、各会社ごとに異なります。

個人信用情報機関を閲覧する

世の中の人々が、健全なクレジットライフをすごせるように、個人信用情報機関(個人信用情報センター)と呼ばれる団体が存在します。そこには、皆さんが今まで使用してきたクレジットカード等の金融商品に関する履歴が事細かに掲載されています。クレジットヒストリーという言葉を皆さんも聞いた事があると思いますが、その履歴がまさにそれです。別名、信用情報とも呼びます。

この信用情報に、延滞やカード強制解約等(これらは事故情報とも呼ばれます)があると、審査を進める上で大きなにマイナスになります。逆に、毎月支払いを正常に行っていた場合や、長年所有しているクレジット契約がある場合は、プラスに判断されます。

これらの情報は、個人信用情報機関に加盟した企業なら、簡単に閲覧する事ができます(詳細は個人信用情報機関の記事をご覧ください)。クレジットカード会社やローン会社は必ず加盟しているので、申込時は必ず信用情報をチェックされるものとお考えください。

人為的な判断

上記の二項目を審査にかけた上で、明らかに基準に満たない申込者は切り落とされてしまいます(つまり審査落ち)。特に、スコアリングに関してはコンピューターで計算できるため、箸にも棒にもかからないほどの申込者に関しては、スコアリング時点で落としている会社もあるように私は考えています。特に現在では、インターネットからの申込みが多くを占めており、申込みからスコアリングまでを自動化することもできるからです。

しかし、いかにコンピューターが優れていても、完全に人間の代わりになることはできません。コンピュータが優良顧客と判断しても、人間の目から見ておかしい点があるようなこともあります。したがって、最終的な判断は人間が下すというのが一般的なようです。

総合的に判断された結果が審査結果

クレジットカード会社の審査(もちろん消費者金融やショッピングローン、オートローンも基本的には同じ)は、主に上記のようなプロセスを経て、総合的に審査してはじき出された結果なのです。

もちろんクレジットカード会社に電話をして、どこがどうダメだったから通らないのかを聞いても教えてくれません。「総合的に判断させていただいた結果」と言われてしまうのがオチでしょう。まれにぼかして教えてくれる所もあるらしいですが、クレームの発生に繋がる可能性もはらんでいる為、各社慎重に対応しているはずです。

そこで、どうやって審査に落ちないようにするかを考える

属性や、信用情報などを総合的に審査されている。しかも各クレジットカード会社によって基準も様々。それでは、どうやって対策を立てて良いのか、私たちには分からないという事でしょうか?

いいえ、それは違います。もちろん全ての人が通るクレジットカードなどは絶対ありませんが、審査に落ちる確率を下げる事は可能です。ほんのちょっとの知識を持って行動をするだけでもかなり効果があります。

当サイトでは、そんな審査に関する様々な情報を発信していますので、是非、勉強していってください。また、体験談もありましたら、他の方のお役に立ちますので是非投稿してみてください。(体験談はみんなの審査結果から登録できます)