御無沙汰しています、t.tです。
先日ライフカードについて調べていたところ、結構審査が厳しいのですね。大変驚きながら見ておりました。
原因を考えた時に、ふとセゾンカードの申込時に割賦販売法の紙を渡されたのを思い出しました。
https://www.saisoncard.co.jp/apply/shopping-riyou.html
URLの内容を見て思いましたが、この「支払可能見込額」には他社のショッピング枠も含まれるのという解釈になりますでしょうか。
たとえば「支払い可能見込み額」が200万円の時に、A社100万円、B社100万円のショッピング枠がそれぞれあると、新しいカードが発行できなくなるという解釈でしょうか。
この法律について、カードのサイトではあまり取り上げられていない(本サイトでも)上に、年収を上回るショッピング枠を持っている人もいるため、あまり重要視されていないのかなという印象を持ちました。
ただ、ライフカードが審査が厳しく見えるのは、他社よりこれを重要視しているからではないか?などと思ったりしたのですが、実際のところこの法律はどのように影響しているのかなと少し気になりました。
何かわかることがありましたらと思い質問させていただきました。
(P.S 関係ない話ですが、楽天銀行のデビットカードでは月額料金の支払いができるため、信用情報機関に登録されるようになったようです。16歳以上が保有できるので、その年齢からクレヒスや異動がつき始めるのでしょうか)
http://www.rakuten-bank.co.jp/info/2015/150420.html
割賦販売法に基づくショッピング枠について by t.t さん
2015年08月20日 00:16
t.t様、こんにちは。
> 「支払い可能見込み額」が200万円の時に、A社100万円、B社100万円のショッピング枠がそれぞれあると、新しいカードが発行できなくなるという解釈でしょうか。
より正確なお返事をしたかったので、私も曖昧なところがあり改めて調べてみました。
ご存じと思いますが、私自身の復習も兼ねて記載すると、支払可能見込額は以下となります。
【支払可能見込額】=(【年収等】 - 【生活維持費】 - 【クレジット債務】)× 0.9
まず、支払可能見込額を算出するための1項目である「クレジット債務」は、全クレジット会社分(一回払いを除く)を含めて合計して計算に使われます。
その結果導き出された支払可能見込額が、それぞれのクレジット会社ごとに別として見るのか、他のクレジット会社と分け合う(取り合う)のか、ということが主題ですよね。
あくまでも私が調べた結果ですが、支払可能見込額を分け合わなければならない、というように読めるような、明確な条文は見つけられませんでした。
※いろいろ調べて行き着いたところ、下記の「包括支払可能見込額の調査」(第三十条の二)のことだと思います。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S36/S36HO159.html
その他のサイトでも、おっしゃるように、どこにもその点に言及しているサイトは無かったです(信憑性が定かでは無い掲示板サイトでは多少ありましたが)。
私が慣れない条文を読んだ限りではその点が明記されていないように読めましたが、もしかすると、法律の解釈の仕方もあるのかもしれないなと思いました。甘く解釈すれば、それぞれのクレジット会社が「支払い可能見込み額」を算出し、それぞれ枠を設定できるとも解釈できそうです。
上記のような解釈をすれば、ご質問の件は「発行のチャンスはある(※)」ということになりますし、逆の厳しい解釈をすれば「発行されない可能性が高い(与信30万以下なら発行されるかは分かりませんでした)」となると思います。
※本件を考慮に入れなくても、いずれにしても年収やクレジット債務に対して与信が厳しいかな、というような見られ方をされる可能性はあるため。
しかしながら、全クレジット会社が同じように解釈・対応しているかは分かりませんし、気になる場合は個別に確認した方が確実かもしれません。私も確実なことが言えず、申し訳ありませんm(__)m
余談ですが、この法律は改正“割賦”販売法なので、厳密には一回払い(支払いまで2ヶ月を超えない場合)は対象外ですが、便宜上「ショッピング枠」が対象となっています。もしもこれで他社と分け合うような解釈をすると、最近のクレジットカードは枠が大きいカードも多いため、結構簡単に超えてしまうため、厳しいかもしれませんね。
> P.S 関係ない話ですが、楽天銀行のデビットカードでは月額料金の支払いができるため、信用情報機関に登録されるようになったようです。16歳以上が保有できるので、その年齢からクレヒスや異動がつき始めるのでしょうか)
情報ありがとうございます!そのページを読んでいなかったので気がつきませんでした!JICCに加盟したようですね。さっそくサイト内の記事も修正しました。
それでもなおオフィシャルサイトでは「誰でも審査なしで持てる」「申込時の審査:なし」なんて記載があるのが不思議です。
これは、あくまで私個人の推測の域を出ませんが……発行審査用として、というよりも、残高不足で延滞が解消されなくなった時をメインとして登録される可能性もあるように思います(でないと審査無しなどとはいいづらいですので)。
真相は分かりませんが、クレヒスにはなりづらそうと想像します。ただ、16歳でも延滞が発生すればネガティブ情報がつくことだけは間違いなさそうです。
いずれ楽天JCBデビットを作ろうと思っているので、作ったら開示してみたいと思います。
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