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クレジットヒストリーの作り方基本
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このカテゴリでは、いかにしてクレジットヒストリーを作るかということを目標にしますが、その前に、クレジットヒストリーの作り方の原則や、基本的な考えについてご紹介しておきたいと思います。
信用情報に$マークをつける
個人信用情報機関に登録されている、自分の信用情報に毎月「$」マークを載せれば、優良なクレジットヒストリーとなり、審査に落ちる可能性を大幅に下げる事ができます。では、どの様にすれば$マークを付けてもらえるのでしょうか?
$マークが付く条件は、「当月の請求どおり入金されたもの」です。この文面の通り、クレジットを使って、請求され、問題なく入金されることで$マークがつきます。つまり、毎月請求が来るように使って、延滞無く支払いをする。基本はそれだけです。
入金情報を更新する会社としない会社
ただし、実際には、クレジットカードを利用して、きちんとそれを返済しても、$マークをつけてくれない会社も多いのです。実は、$マーク等の入金状況をクレジットカード会社が付けるのは、強制ではなく、任意だからです。
更新しない会社
例えば、本体発行のJCBカードは、執筆時点で毎月の入金状況に何も載せません。使っても使わなくても一切入金状況を更新しないのです(しかも、私のケースでは毎月使っているにもかかわらず直前の残債までも空っぽでした)。
つまり、いくら使っても“ぱっと見の”クレジットヒストリーにはなりにくいという事です。しかし、ならないという訳ではありません。このような状態でも、長年契約していれば、問題がある客ではない事はアピールできます。また、前月の残債だけは見える事もあるのですが、それなりの額があれば、クレジットをよく利用するアクティブな客だと推測する事も可能だからです。(ただ、先ほどの通りJCBは残債も載らないようですが)
入金情報を載せない会社でも、カードローンやキャッシングを使った時や、延滞があった時のみ更新されるとの情報がありますが、特に信用情報がホワイトに近い場合は、毎月コンスタントに「$」マークをつけてくれる会社を選ぶと良いでしょう。その方がアピールできます。
毎月入金情報を更新してくれる会社
現在分かっているものではアコム(クレジットとローン別々に$が着くと教えていただきました)・OMC・VIEW・セゾンは、毎月入金情報を更新してくれる事を確認しています。※ただし、未来永劫そうというわけではないので、もし現在は状況が変わっていればお知らせください。
この様な会社のクレジットカードは、ぱっと見のクレヒスをつけるのにもってこいです。毎月小額でも良いので安定して使い、支払いが滞らなければ、$マークがずらっと並ぶでしょう。
中でも、アコムはカードローンから始めて、後にクレジットカード、という申込み方があるのでお勧めです。毎月必ず請求が来るように、携帯電話や公共料金、インターネットプロバイダの引き落としに指定するのが良いでしょう。
とにかく、クレヒス修行用のクレジットを契約する
ここまでご覧になって、「その$をつけるクレジット契約ができないんだよ!」と思われた方も多いと思います。1件も金融商品(クレジットカードやローン)を契約していないと、$を積み重ねたくてもできないですから、そう思われるのは当然です。
それに関しては、当カテゴリの中で順次ご紹介していきますが、携帯電話の割賦や、低額なショッピングクレジットなど、極端にハードルの低い金融商品を積極的に利用することで、クレジットが契約することを目標にされるといいでしょう。
1件目、2件目と、契約できるほどに状況は良くなる
まず最初に、とにかく1件でも契約できたらしめたものです。その1件を大切に、絶対に延滞せずに使っていけば、2件目のクレジット契約のハードルが少しだけ下がります。2件目、3件目と、契約できた数が多くなるほど、クレジットヒストリーが積み重なり、取得・契約のハードルが下がり、あとのクレジットが可決しやすくなるからです。
そうすれば、通常のクレジットカードの取得も近づいてきますよ!
それでも落ちてしまう場合
ハードルが低い金融商品でも、信用情報が低下していたり、ホワイト(真っ白)の状態だったり、多重申し込みをしている場合は審査に落ちてしまうことがあります。その場合でも、2~3件まではあきらめずに他を当たっても良いと思います。
クレジットの申し込みは、半年以内の1件目が最も審査に通りやすい状態です。ある程度以上の申込件数になると、通るものも通らなくなるので、2~3件を超えたら半年申し込みを自粛して、他に当たる……ということを繰り返すのがお勧めです。
ブラックな場合は!?
一般的なクレジットでは、ブラック(信用情報が極端に悪化している状態)状態では作ることができません。ですが、携帯の割賦などは、契約金額が数万円と極端に低額なため、ブラック状態の方でも作れるケースをよく耳にします。
喪明け(ブラック情報が消えること)の際に、より早くクレジットカードが取得できるよう、携帯の割賦などを利用しておくのは良いことだと私は考えます。
できる限りクレジットは長期保有する
今現在、クレジットの契約をしている方も、そうで無い方も、クレジットヒストリーが盤石になるまでは、できる限り解約せずに、長期保有されるといいでしょう。
長期のクレジット契約がある場合、それ自体が信用(クレジットヒストリー)となります。というのも、延滞を繰り返すようなユーザーは、強制解約をされたり、クレジットカードの更新時に更新拒否をされたりで、長期契約ができないからです。
したがって、長期保有しているクレジットが何枚もあれば、それだけでもクレジットヒストリーとなり得ます。あきらかに不要なクレジットカードを何枚も維持し続ける必要はありませんが、何枚かはクレヒス作りとして長期保有をお勧めします。
解約または契約完了する場合は、良い状態で完了させる
当サイトの審査の基本カテゴリをご覧の方はすでにご存じの通り、クレジットの解約時の情報は、CICではそのまま5年間残ります。$マークが24個並んだ状態で解約するのと、Aマークが並んだ状態で解約するのとでは、天と地ほどの差があります。5年も残ってしまいますからね。
したがって、もしもクレジット類を解約・完了する場合は、必ず良い状態で完了(契約終了)させるように努めてください。
注意するのは回数が決まっているクレジット契約
特に注意したいのは、ショッピングクレジットや、携帯の割賦など、あらかじめ支払いの終了回数が決まっているケースです。例えば携帯の割賦は12回や24回が一般的ですが、こういった契約で、延滞をやらかしてAマークがついてしまうと問題です。
というのもその場合、CICは過去2年分の支払い履歴が残り、2年以降前の支払い履歴は押し出されますが、押し出される前に支払いが終了し、契約完了となってしまうからです。
こうなると、Aマークがついてしまった場合でも、押し出すことができずに契約完了から5年、Aマークが残ってしまうことに繋がります。そもそも延滞は、クレヒス作りには絶対にやってはいけないことですが、こういった回数が決まっているケースでは特に注意しましょう。
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