クレジットヒストリーについての解説

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クレジットヒストリーの作り方

審査をする上でかなり重要な要素を持つのがクレジットヒストリーです。簡単に言うなれば、あなたが過去に、どの様に金融商品を利用していたかの履歴の事です。この情報を良くしていく事が、最も審査落ちを回避する事に繋がります。このページでは、そのクレジットヒストリーの意図的な上手な作り方(育てるとも言います)を紹介します。

信用情報が客観的にどのように見えるか

まず、どのように履歴が残るかを理解しておかなければ、どの様にクレジットヒストリーを育てれば良いのか分かりませんよね。それではまず、実際に個人信用情報を開示した場合に表示される項目を見てみましょう。

cicを開示した例1

改めて見ると、ずいぶんと事細かな情報が登録されている事が分かります。

まずはの右下の丸で囲まれた1の部分。「$」やら「‐」やらが並んでいますが、これが過去二年間をさかのぼった支払い状況なのです。

入金状況(お支払いの状況)マークの解説

では、ここに表示されるマークを解説します。(代表的な個人信用情報機関であるCICを例にします)

「$」
当月の請求額どおり入金されたもの(それ以上の入金も含む)手持ちカードが少ない人はこれを目指すのがよいでしょう。
「A」
お客様のご事情で入金がなかったもの(未入金)これが一つでもあると、かなり信用がダウンします。延滞しないように注意しましょう。
「-」
当月、請求もなく入金もなかったもの。これは問題ありません。
「B」
お客様以外の理由で入金がなかったもの。
「C」
入金されていないが、その原因が明らかでないもの
「P」
当月の請求額の一部を入金されたもの(一部入金)
「R」
お客様以外から入金があったものなど
「Q」
請求額に対して全額以上か一部か判断できないが入金されているもの
「 」
クレジット会社から情報の更新がなかったもの
(例えば、クレジットのご利用がなかった場合)これは問題ありません。

たくさんあって分かりづらそうですが、実際には「$」「A」「-」「 」を覚えておけば良いでしょう。これ以外がついていたとしても、ほとんどネガティブな情報です。この各種記号を先ほどの開示書に当てはめて見てみましょう。

1.可も無く不可も無くな例

可も無く不可も無くな状況

これを見て分かる事は、つい最近はちょっと使われているけれども、半年以上前は請求も入金も無かった、つまり利用されていなかったと分かります。可も無く不可も無くと言ったところです。ただし延滞はありませんので、別に悪いとも言えません。そのクレジットカードの所有年数が長ければ、それなりの信用となります。

2.延滞があり、印象が悪い例

悪い状況

約一年前と二年前に、延滞を意味する「A」マークが2度も付いており、非常に悪いクレジットヒストリーと言えます。おそらくこれでは、ほとんどのクレジットカード会社で審査に通らないでしょう。もしあなたが、過去に2度も約束の日にお金を返さなかった人から「お金を貸して」と言われても、ちょっと考えてしまうのと同じ事です。

3.毎月使っていて延滞が無い事が分かる例

優良な状況

毎月利用があり、かつ正常に支払いが行われた証拠である「$」マークがずらっと並んでいます。当然ですが、よくクレジットを利用するアクティブなお客であり、しかも支払いがキチンと守れる人であろうと想像ができます。ずばり当サイトで目指すのはこれです!この「$」マークを並べたカードが複数あれば、非常に良好なクレジットヒストリーと言えるのです。クレジット会社から「この人なら、お金を貸してあげてもきちんと返してくれるだろうな」と思われるようなヒストリーを積み重ねましょう。

…ただし、実はこの「$」マークを並べるのは、どのクレジットカードでもできるという訳ではありません。詳しくは後述します。

$マークはどうつくか

自分の信用情報に毎月「$」マークを載せれば、優良なクレジットヒストリーとなり、審査に落ちる可能性を大幅に下げる事ができます。では、どの様にすれば$マークを付けてもらえるのでしょうか?

入金情報を更新する会社としない会社

$マークが付く条件は、「当月の請求どおり入金されたもの」とありますが、実際にはちょっと違います。クレジットカードを利用して、きちんとそれを返済しても、$マークをつけてくれない会社が多いのです。実は、入金状況をクレジットカード会社が付けるのは強制ではなく、任意なのです。

更新しない会社

例えば、本体発行のJCBカードは、毎月の入金状況に何も載せません。使っても使わなくても一切入金状況を更新しないのです(しかも直前の残債までも空っぽ)。

つまり、いくら使ってもぱっと見のクレジットヒストリーにはなりにくいという事です。しかし、ならないという訳ではありません。このような状態でも、長年契約していれば、問題がある客ではない事だけはアピールできます。また、前月の残債だけは見える事もあるのですが、それなりの額があれば、アクティブな客だと推測する事も可能だからです。(ただ、JCBは残債も載らないですが)

jcb

入金情報を載せない会社でも、カードローンやキャッシングを使った時や、延滞があった時のみ更新されるとの情報がありますが、脱審査落ちを目指すのであれば、毎月コンスタントに「$」マークをつけてくれる会社を選びましょう。その方がアピールできます。

毎月入金情報を更新してくれる会社

現在分かっているものではOMC・VIEW・セゾンは、毎月入金情報を更新してくれる事を確認しています。(もし現在は状況が変わっていればつっこんでください)この様な会社のクレジットカードは、ぱっと見のクレヒスをつけるのにもってこいです。毎月小額でも良いので安定して使い、支払いが滞らなければ、$マークがずらっと並ぶでしょう。

中でも、OMCカードなどがお勧めです。使い忘れが無いように、携帯電話や公共料金、インターネットプロバイダの引き落としに指定すると良いでしょう。

結論、入金情報を更新してくれる会社で延滞無く毎月使用する!

クレジットヒストリーを積み重ねる最も大事な事は、小額でも良いので、毎月使い(正確には毎月ある程度の引き落としがある状態)、延滞なく支払いをする事です。そのような生活を続けていれば、きっとクレジットカードの審査に落ちる事も無くなるでしょう。ちなみに、私自身もそうでした。

また、長年使っているクレジットカードは、契約しているだけでもクレジットヒストリーを積み重ねているといえます。なぜなら、大きな延滞などをやらかすと、強制解約されてしまいますから、長年成約しているだけでも危険な客でないという事が分かる=リスクが少ないからです。枚数があまりに多いと与信の観点から審査にマイナスですが、一、二枚くらいは長期契約しておくといいですよ。

おまけ-その他にもいろいろ分かる事があります

ちょっとここで、上でご紹介した図に戻ってみます。

cicを開示した例1

その他にも、キャッシングの残債額や次回請求額が分かる2や、返済状況3があります。$を更新しない会社でも、2で残債額・請求額・入金額が適切にあれば、クレジットカードを使っているんだなという事は分かりますが、直前のものだけです。これと$を併せて、さらに印象を高める事ができます。

他に問題になる可能性があるのは3の返済状況です。ここには通常「成約」と書いてあるのですが、大きな延滞や、破産宣告をされると「異動」という二文字が付きます。そのような状態になると、クレジットカード等の審査はまず通りません。この情報は最低でも5年は残り、俗に「ブラックリスト」状態と呼ばれます。

この状態になってしまったら、「異動」情報が消えるのを待つ以外ありません。残念ですが、どのようにしてもクレジットカードの取得(他に消費者金融の借り入れ・各種ローンも同じ)は無理です。そんな方には、正確にはクレジットカードではありませんが、100パーセント・絶対審査に通る国際ブランド付きデビットカードで耐えましょう。