クレジットの延滞

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クレジットの延滞

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クレジット(クレジットカードやローン)の支払い延滞は、信用を失うケースとして、最も一般的な内容と言えるでしょう。そんなことは分かってるよ!と思われるかもしれませんが、このカテゴリ全ての基本とも言える情報ですので、すでにご存じの方も、おさらいもかねてご覧いただければと思います。

延滞の定義

約定返済日(支払い日)までに支払いができなければ、その時点で延滞です。例えば、引き落とし日が10日だった場合、10日の引き落とし処理が成功しなければ、その時点で延滞となります。

定義も何も基本はこれだけですが、延滞について甘く見ている方もいらっしゃるようですので、あえて記したいと思います。

1日の延滞でも、延滞は延滞

ここで最も重要なのは、たった1日の延滞でも、延滞は延滞だということです。たまに、「数日の延滞が慢性的になってるけど、全然大丈夫」という方がいらっしゃいますが、これはものすごく危険です。

クレジット会社によっては、数日の延滞程度なら、何度しても問題ない……というケースもあることはありますが、それはその会社がものすごく優しいだけです。厳しい会社であれば、これを数度繰り返しただけで、利用停止やカード強制解約もありえます。

また、すぐに利用停止にならなくても、クレジットカード更新時に更新拒否をくらう場合もあります。

数日なら大丈夫、と思わずに、絶対に遅れないように注意してください。一般的には銀行などの金融機関からの引き落としが多いと思いますが、遅くとも銀行前営業日までに、入金しておきましょう。

金融機関の引き落とし処理について

引き落とし処理は、金融機関(とクレジット会社の組み合わせもある?)によって違いがあります。

1. 支払日に、1度だけ引き落としがかかるケース。そこで落ちなかった場合、再度引き落としはかからない。
2. 支払日にに1度引き落とし処理を行った結果引き落ちなかった場合、再度当日に何度か引き落としをかけてくれるケース。
3. 支払日に1度引き落とし処理を行った結果引き落ちなかった場合、当日にATM等から入金した時点で瞬時に引き落としがかかるケース。

3であればユーザーとしては最も便利ですが、そういうケースがあると期待するのは甘いです。危険を避けるため、当日入金は止めましょう。

延滞の種類

1日でも契約上は延滞となりますが、同じ延滞でも、クレジットヒストリー的にいくつか種類があります。延滞の種類は大きく分けて2つ。クレジット会社内だけで済んだ延滞と、個人信用情報機関に登録される延滞があります。

クレジット会社内だけで済んだ延滞

延滞を、社内情報だけにとどめてもらえた、いわば不幸中の幸いと言えるケースがこちらです。

個人信用情報機関には登録されなかった=他社にはこの情報は一切分かりません。したがって、他社から見た場合、この延滞は分からないため、影響は無いということになります。

しかし、該当クレジット会社の社内情報としてはきちんと登録されていますから、その会社に対して信用を欠くことに繋がることは間違いありません。これを数度やらかしたり、延滞の期間が長くなると、カード強制解約されたり、後述する、個人信用情報機関に登録されたりします。

個人信用情報機関に登録される延滞

クレジット会社の社内だけで、内部的に処理してくれる延滞は、最も軽微な延滞になります。しかし、内部だけにとどまらず、個人信用情報機関にも延滞としてついてしまうと、クレヒス的には1ランク以上重い延滞となります。

ちなみに、いつどのような条件であった場合、個人信用情報機関に登録されるかどうかは、クレジット会社次第です。ですので1日でも延滞しないように注意しましょう。

軽度の延滞

延滞の日にちが短い、軽度の延滞では、支払いが無かった旨を意味する「Aマーク」が、個人信用情報機関につきます。Aマーク1つで致命的とまではいきませんが、延滞は延滞です。脱審査落ちを目指すのであれば、絶対につけてはいけません。

重度の延滞

長期の延滞は、「異動」として登録されます。この情報は致命的な情報で、異動が付くと、ほぼ100%クレジットカードの審査には通らなくなります。俗に言うブラックリスト状態とは、この状態のことです。

目安としては、数ヶ月以上に渡る延滞となると、異動として登録されます。ちなみに異動は、代位弁済、債務整理でも付きます。

うっかり延滞対策Tips

ここではおまけ情報として、延滞を防ぐためのTipsを書いておきます。

給与口座をクレジットの引き落としにする

これ、分かっていてもそのままにされていらっしゃる方、結構多いのではないかと思います。給与口座と違う口座を引き落とし口座にしている場合、給料が入ったらクレジット引き落としの口座にお金を移動する……という形です。職場が変わって振込口座が変わった際など、そのままというケースでありますよね。

ついうっかりの人的ミスが発生する余地が生まれるため、これは好ましくありません(実は私も経験があり、ひやりとしたことがあります)

やろうやろうと思って後回しにしてしまいがちな些細なことですが、早めに手続きをしておく方が、万一の可能性が減りますのでお勧めです。引き落とし口座、いつ変えるの!?今でしょ!です(^^)。

リマインダを利用する

こちらは私もやっていますが、かなりお勧めです。リマインダ、つまりあらかじめ設定した日時にEメールでお知らせしてくれるサービスです。例えば、引き落としの5日くらい前に、「引き落としもうすぐだよ!」というメールを携帯などに送るようにしておけば、「あ、そうだった!」という気づきになります。

5日くらい前……というのがミソで、連休などで金融機関に入金ができなくなる場合があるので、ちょっと前に指定する方が良いと思います。私の場合は、さらに引き落とし直前にも1通メールが来るようにしています。うっかりの延滞は、泣くに泣けませんからね(^^;)

ちなみに、私が使っているのはGoole Calendarです。Googleアカウントを取得すれば、無料で使うことができます。